CdSセル(硫化カドミウム光導電素子)
です。
CdSはセレンと同様に露出計の受光部に使用するものですがこれも残念ながらセレン
(補足参照)と同様そろそろ寿命が来ているようです。
(補足:セレンの塗膜は半永久的な発電力を有しますがベールプレートの腐食などの要因により結果的に電力が取り出せなくなります。)

さて、下記のカメラ用のCdSはいかがでしょうか、いずれも希少品です。



特別公開 >>> 社主の変態カメラ館   呆れるくらいカメラが好きです。





Nikon F2 Photmic Finder DP-1, DP-2, DP-11 用 CdS


Nikon F用のFTn Finderについても問題なく使用できます。

*従来は個体差を補完するため選別時にペアリングを行っておりましたが今回のCdSはそれが必要ない
  ほど個々の電気特性が揃っております。

*このCdSをお求めいただいても修理の成功は100%保証されるものではございません、分解修理はあく
  まで自己責任で行ってください。。

 
*露光時抵抗値(飽和明抵抗値)≒ 50〜100Ω 遮光時抵抗値(暗抵抗値) 20KΩ以上

 
上記の測定方法で個体差が大きい場合のみクレーム対象とさせていただきます
  飽和明抵抗値はCdSの直近にハロゲンランプを置き、最も抵抗値が低下したときの値です
  自然光、室内光での測定では個々の誤差が大きい場合もありますが上記を満たしていれば露出値に大きな影響は出ません




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過去にこのサイトおよびYAHOOオークションで販売させていただきましたCdSは数千本に達します。
お陰さまで修理に成功したと言う報をたくさんの方々から頂戴いたしました。
そのCdSも金属ケース入りは完売し、汎用タイプ(ギリギリNikonに使用できます)も残りわずかとなりました。
フォトミックファインダーに組み込まれた補正回路の補正範囲内に収まるCdSを一個一個測定して選別するのは本当に骨が折れます。
手元には不合格とした使用に適さないCdSが1万本残りました。
もうほとんど意地かボランティアの世界で頑張って参りましたが「もう無くなったの?」とか「なんとかなりませんか?」というお問い合わせがまだまだたくさんございます。
ここで「完売です」と言ってしまえば毎日の発送業務から開放されやれやれとなるのですが一抹の寂しさも禁じ得ません。

そこでまたまた一念発起して方々探しまくりました。
その労実って電気特性が純正品と非常に近いものが入手できました。
うまくいけば劣化した純正品と交換するだけで無調整で実用になるかも知れません。
ただ、純正品自体が10%〜20%程度の個体差があるようですので装着後に微調整(補正)の必要が生じるかもしれません。

CdSの特性に個体差がある故にNikonさんでも回路内に補正用の半固定抵抗を付けております。
装着後の調整方法につきましては下記の修理記録をご参照ください。
この商品をDP-1,DP-2,DP-11以外のカメラにご使用いただいても特に問題はございません。
F用のFTn Finderについても問題なく使用できます。
恐らく露出計用のCdSの特性は各メーカーとも概ね同じ特性ではないかと推量いたしております。
なお、当方はクラシックカメラに注ぐ愛情は誰にも負けませんが修理のプロではございません。
従いまして個々のカメラのモデル名を挙げて「使えますか?」というご質問はご容赦下さい。

従来は個体差を補完するため選別時にペアリングを行っておりましたが今回のCdSはそれが必要ないほど個々の特性が揃っております。
(自然光、室内光での測定で個々の誤差が大きい場合もありますがペアで使用しますので露出値に大きな影響は出ません)


社主の修理記録(DP-1) <<<  このサイトの管理者も修理しています。
 

* 一部に3端子CdSを使ったメーカー(モデル)がございますごこれらには使用できません。  3端子CdSの修理例
http://tsuga-no.hp.infoseek.co.jp/special_04/sp_f_ammeter_01.htm            






上の画像はCdS装着部です。
このCdS装着部真下から測定光が導かれますがこのCdSは純正よりわずかに小さいため装着ホルダー部で遊びができてしまいます。
そこで熱収縮チューブを被せぴったり装着できるようにいたしました。
装着の際は受光面が測定光と垂直になるようにしてください。





(参考資料) Nikon Photmic Finder DP-1 の回路図





Rは被写体の明るさで抵抗値が変わるCdS光導電体。
R0、R1はその特性を調整するための半固定抵抗。
R2はメーターの針の振れ具合を調整する直列抵抗。
RVは絞り環の動きと連動するカーボン抵抗、レンズの絞りの設定時とASA感度の設定時にこの抵抗値が変化する。
S2は電源電圧チェック用で下側の接点に接触するとメーター指針はバッテリー電圧を表示する、微調整はRCで行います。

CdSに極性(+−)はありません。



お世話になっている横浜の「松村カメラサービス」さんのサイトです。

http://matsumuraclassiccamera.web.fc2.com/index.htm